包丁の研ぎ方について

どんな包丁でも使っているうちに食品との摩擦やまな板に当たる衝撃により、刃先が磨耗し切れなくなってきます。
しかし良い包丁は研ぐことにより本来の切れ味がよみがえります。
切れない包丁を無理に使っていると危険です。
普段から包丁のお手入れ大事です。

《錆取り》
日頃から錆びないように、使ったあとは水か熱い湯でよく洗い、水分は乾いた布で充分ふいてから包丁差しに。また、長期間使用しない時にはサラダオイルでふいてらかしまうようにして下さい。万一錆ができた場合は、クレンザーでこすると、かなりきれいに錆がとれます。

《研ぎ方》
刃物は研ぐことにより切れ味が保てます。10日間に1度くらいは研ぐようにして下さい。砥石は、ご家庭では人造の中目砥石をお使い下さい。

(1)




まず、砥石が動かないように下にぬれ雑巾やふきんを固定させます。
(2)
片刃包丁の場合は図のように15度位の角度をつけて表を研ぎます。
(3)
指をひろげないで一ヵ所づつ力を入れて、ゆっくりと前後に動かします。
(4)
刃の部分にザラッとした手ざわり(「かえり刃」といいます)が出たら、裏側を「かえり刃」がなくなる程度に2~3回軽く研いで下さい。


※両刃包丁の場合は、刃の両面とも同じ回数で研ぐようにして下さい。研ぐときのコツは包丁が砥石の上でゆれたりしないよう、まっすぐ、静かに、ゆっくり、平均に動かすことです。研ぎ終わったあとは「手入れ油」をつけておくのが最善のお手入れです。

ご使用時の注意
お料理以外には使用しないで下さい。
用途に合った包丁をご使用下さい。特に冷凍品・骨・かぼちゃ等、硬いものを切る場合は、刃こ ぼれ・折れ・ヒビの原因となりますので専用包丁をご使用下さい。
まな板は必ず使用して下さい。但し、まな板をたたくような使用は刃こぼれの原因になりますと共に柄が抜ける怖れがあり、危険ですので、このようなご使用はしないで下さい。
刃先は非常に薄く、良く切れるように研いでありますので、刃部に横から力がかかるような使い方や直接刃にふれたり使用目的以外には使用しないで下さい。
刃にヒビが発生していないか、日頃から十分ご注意下さい。ヒビが発生していますと使用期間に関係なく、刃こぼれ・折れの原因となります。
刺し柄包丁の場合、柄が抜けやすくなる場合があります。ゆるみを確かめてご使用下さい。特に包丁差しに入れる時にはご注意下さい。
鋲で固定された柄の包丁を水に入れたままにしたり、水で濡れたまま放置したりしますと、柄の金属も錆びることがあります。これが繰り返されますと、金属と木部の間に隙間ができ、大きく開いてきたり、鋲がはずれることがありますのでご注意下さい。
お子様がお使いになる時は、判断能力のある方の指導を必ず事前に行って下さい。又、幼児の手の届く所に置かないで下さい。
包丁を火であぶらないで下さい。
包丁は材質により錆びやすいものもあります。